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主人公の素敵なファッションが満載の恋愛映画「タイピスト!」

私が今日おすすめする映画は2013年公開の「タイピスト!」です。

この映画を製作したレジス・ロワンサル監督はフランスのテレビ番組を見ている時に原案を思いついたそうですが、恋愛映画にカテゴライズするのは

難しいくらい主人公ローズ・パンフィルを演じるデボラ・フランソワの頑張りが爽快さを感じさせます。

ローズはフランス北部にある田舎町の雑貨屋の娘で、父親が進める縁談を断り自立するためにルイ・エシャール経営の保険代理店の面接を受けます。

面接を受ける時はスーツが王道ですが、ローズは就職活動は初体験のため白地に花柄、ノースリーブのワンピースを着てひときわ目立つ姿で臨みました。

雑貨店に置いてあったタイプライター「Triumph」で両手人差し指一本を使った早打ちが功を奏してか、彼女は試用期間一週間という条件で採用されるのです。彼女のタイピングの技術は全て特訓の成果だと言いますが、早打ちのシーンで披露される速さには感嘆させられます。

相手役の経営者ルイ・エシャールを演じるロマン・デュリスはフランス映画の貴公子と言っても良いくらいヒーローにふさわしく数々の恋愛映画に登場していますが、演技派としても活躍中で、この映画でも遺憾なくその魅力を発揮しています。

この映画のもう一つの見どころはローズの衣装。映画の衣装デザインを担当したシャルロット・ダヴィッドがロワンサル監督の指示のもと、オードリー・ヘプバーンを参考にして制作したそうです。

オードリー・ヘプバーンの映画の衣装は女性らしいワンピースが多いのですが、フィット・アンドフレアのラインが可憐さを感じさせます。

シャルロットは主役のデボラと相談しながらデザインの決定をしましたが、かなり成功したと思います。

ローズという名前の通り明るいピンク色を基調としたストライプ柄のワンピースを着てタイプライターの前に座っている姿はまさにこの映画の象徴で、仕事と恋愛の両方をかなえる女性だという印象を受けます。
ローズは映画の最後でタイピストの栄冠と恋人を両方とも獲得しますが、努力すれば夢をかなえるというメッセージが伝わってきます。

女性が見て元気になる映画の代表だと言えるでしょう。