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本格男子フィギュアスケートアニメ「ユーリ!!! on ICE」の魅力

2016年10月より放送を開始した「ユーリ!!! on ICE」は、男子フィギュアスケート界をリアルに描いたアニメーションです。

主人公の勝生勇利(かつきゆうり)には、幼いころから憧れていたスケート選手がいました。

ロシアのリビングレジェンド、ヴィクトル・ニキフォロフです。

彼は5年連続グランプリファイナル優勝という輝かしい成績を収めており、名実ともにフィギュアスケート界のキングと呼ばれています。

一方勇利はというと、今年になってやっとヴィクトルと同じ舞台、グランプリファイナルに出場できたものの、結果は最下位。

憧れの人にその存在すら覚えてもらえず、コーチとの関係も解消し、地元九州へと帰ります。

故郷の両親や恩師は、彼の失敗を責めることなく温かく迎え入れてくれました。

けれど、故郷長谷津での日々は、勇利にとって心休まると同時に、自身の進退について考えさせられる毎日でもありました。

グランプリファイナルでの失敗と、この先一人で競技を続けたとして、その先に未来はあるのか…。

そんな勇利が、悩みながらも地元長谷津のリンクで見せたあるプログラムが、世界に衝撃を与えます。

プログラムは意図せぬところから世界中に動画配信されてしまい、その情報は遠く離れたロシアにいるヴィクトルのところにも届きます。

それを見たヴィクトルが取った行動とは…?

原案は「モテキ」などで知られる漫画家の久保ミツロウと、本作のシリーズ構成と監督も務める山本沙代のタッグ。

自他共に「スケオタ」(スケートオタクの略)という二人が描く世界は、実際のスケートファンから見ても、現実味に溢れたストーリーだと高評価を得ています。

二次元の世界にありがちな、現実ではあり得ないプログラム構成や技の連発などは無く、氷上を滑る効果音や使用曲などの音楽に加え、観客の歓声や照明の反射具合まで計算された映像は正に圧巻です。

そして何より、勇利とヴィクトル、二人の関係、絆が丁寧に描かれていることはもちろん、他国のスケート選手1人1人に対しても、しっかりとキャラクターの背景が語られています。

観ればきっと、応援したくなる選手が見つかると思います。

第1話を観て、驚かれる方も多いでしょう。

けれどそれは、まだ早いんです。

1話より2話、2話より3話と、その驚きは増す一方だということをお約束します。

そのくらい、「ユーリ!!! on ICE」という作品は驚きに満ちた作品で、その感動を作り出した作品への愛に、きっと気づいて頂けるかと思います。

寒い冬にぴったりな、熱くなれる作品です。